木とピッツアの店 「もく遊りん」

mokuyourin_04駅 名:木とピッツアの店
企業名:もく遊りん
駅長さん:角永克介
住所:白山市八幡町リ1-6
TEL:273-9500
ホームページ http://www.moku-you-rin.co.jp/

火曜定休
手作り木製品と石窯ピッツアをぜひお試し下さい。


もく遊りんはパーク獅子吼に隣接した楕円形の建物です

敷地は地ならしせずに傾斜地をそのまま生かし、それに合わせて床面を作りました。同時に周囲の雑木もできるだけ伐らずに残るよう自然との調和に配慮しました。その結果、外からみると樹木に隠れてあまり目立たちませんが、建物内部の意外な広さに、多くのお客様が驚かれます。

地元産の杉材を中心とした建物の構造材は、あえてかんながけをせずに使っています。そのため照明が反射してぎらつくことがなくなり、建物内部が柔らかく照らされた、目にも優しい空間をつくっています。

中庭には水盤を据えました。その中央の噴水が同心円状の波紋を描いていますが、これは木の年輪をイメージしたものです。晴れた日には水面に光が反射し、木の壁にゆらゆらと光の模様を映し出します。

建物全体を木で作ったことで、山あいで霧が出やすい場所にあるにも関わらず、これまで結露を全く経験しておりません。これも木材の調湿機能のおかげです。

食工房と大松のテーブル

食工房の建物を支える柱も枝を伸ばす木をイメージして作られました。

スロープ横のアテの木は枝をのこし、樹皮をはいで、形の面白さを生かしてみました。
テーブルはそれぞれ異なる種類の木材で作られており、家具の展示場にもなっております。おいでになるたびに違ったテーブルで木と食とを体験してください。

ご覧いただきたいのはフロア中央の松の巨木でつくったテーブルです。樹齢は200年、長さ9.7メートル太さは2メートルを超えるサイズで、そのとき取られた板材は、町外の料理店などに引き取られてゆきました。その珍しさからお客様に触っていただけるので、木の表面がつるつるに光ってきました。まだこれからもずっとわたしたちを楽しませてくれることでしょう。

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材木屋のつくったピッツア?

なぜこの木の施設にピッツアなの?よくご質問をいただきますので、ここでお答えします。

私たちは木のまち鶴来で100年を越す歴史を持った材木業者を母体に誕生しました。木のことを知り尽くした会社が、皆様のくらしにもっと木を取り込んでほしいとの願いから、もとは木材の加工場があった場所が木の展示・体験スペースとして生まれ変わったのです。

この施設でお出しする食事メニューを検討するときに、通常ならこの土地でとれる食材をこう料理して、となるところですがそこは材木屋、薪を燃料に使った料理には何があるだろうか、と逆から発想した結果、ピッツアにたどり着きました。

どうせなら本格的なものをお出ししたいため、人の背丈ほどもあるイタリア製の石窯を取り寄せ、原材料もイタリア産の特注小麦粉と、山の恵みである獅子吼伏流水を井戸からくみ上げてつくっています。薪でじゅうぶんに熱した巨大な石窯からできるピッツアは、カリッと焼かれた表面が旨味を閉じこめ、おかげさまで大変ご好評をいただいております。

木工房の特注家具

いろんな樹種のテーブル用天板を展示販売しています。栃やタモが人気です。とくに栃は滑らかに
表面をみがいたときにできる波紋のような木目が珍重されています。

天板の両側を樹皮をはいだままの凹凸のある状態で残してあります。一台一台全く異なる木目や
デザインの一生もののテーブルをつくってみてはいかがでしょうか。

樹種ごとの特徴、用途別の選び方やデザインなど、「木のなんでも相談室」スタッフにご相談ください。

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薪ストーブ

木の家とくれば暖房器具はこれ、鋳物ストーブを扱っています。
ストーブお買い求めのお客様には、もれなく燃料用の薪をプレゼント。材木屋ならではのサービスです。

獅子吼方面へお出での際には、ぜひ木の暮らしを体験しにきてください。

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