駅 名：印刷の駅 泉
企業名：（有）泉印刷
駅長さん：泉七彦
住所：白山市鶴来本町3ヲ3
ＴＥＬ：272-0069
土日祝休
カラー印刷・各種印刷および企画デザイン承ります。
創業の経緯
先祖は江戸元禄期に現在地に来たそうで、それ以前の経歴は不明ですが、地元鶴来の旧家のひとつだったようです。今の社屋が立つ前に古い家があって、100年ほど経っていたといいますから、明治初期に建ったものでしょう。
家には地下室があり石炭置き場になっていましたし、敷地には用水が通っていました。家業はいろいろと変遷し、一六市の市場の権利も持っていたり、鷹匠の鳥を取ったり、質屋もやっていました。曾祖父の時代には鶴来の学校長もやっていましたが、家業を継がずに突然教育に目覚めた変わり種で、トラックを操縦したり、横浜の外人と文通したりしていたハイカラなひとだったようです。
蔵に英語辞書などやちょんまげ頭の写真の乾板があったのですが、立て替えの時に残念ながら処分してしまいました。のこっているのは和倉温泉の大昔の写真が写っている絵はがきや、日露戦争の雑誌くらいです。一六市がさかんだったせいか、このあたりには旅館が多かったし、ほんの20年ほど前はひとでいっぱいでした。
環境にやさしい水なし印刷機
印刷機は県内でも3台しか導入例がない、リョービ社製の水なしオフセット印刷機を導入しています。
印刷時に水を使わないので環境に優しい上、水によるにじみがなくなるので、肝心の印刷品質も向上しています。印刷の網点も細かく出るので、肉眼ではまったく見えません。通常のカラー印刷機では、網点5％が限度ですが、うちはそれ以上にうすい2％の印刷ができます。
また印刷物のカラーパッチを読み込んでインク量を自動調節する機構が組み込んであり、印刷の始めと終わりの色調がほとんどずれなくなり、安定した印刷ができるようになりました。
300枚からは印刷が安い
カラーコピーがA3一枚80円とすると、300枚以上作るときには印刷の方が安くなります。当然、コピーとは比較できないほどきれいで精密な画質に仕上がります。パソコンでプリンタ出力した原稿もお受けしますが、一番きれいに仕上がるのは、文章データと写真データを別々に頂くことです。
印刷に適した調子に微調整して、最適な印刷物に仕上げます。県内の大手印刷会社からも外注いただいており、コスト対応力と納期面で、ご満足いただける印刷が出来ると思います。
活字印刷機
印刷の歴史で一番長かったのは活字の時代です。うちでも二階の半分以上のスペースに活字棚があって、植字工が一本づつ活字をさがしていました。活字はいまでもいちばん美しい書体をもっていると思います。
今でも活字をあたらしくつくる会社が大阪に残っていますが、一本60円もするし、送料を入れると高額になります。一ページの文字数を考えると、とても採算がとれません。いまでも商業的に成立するのは東京くらいでは無いでしょうか。
印刷応用製品 カード型つまようじ
パテント取得したカード型の爪楊枝です。ショップカードなどに付加機能を与えたもので、デザインが自由。飲食店の販促等にお使いいただけます。平面から立体まで、印刷に関することなら何でもお問い合わせください。
扱い品目と機材
カラー、単色印刷全般。変形名刺からA3チラシ、伝票印刷や製本など印刷に関することはなんでもご相談ください。
白山麓では企画からカラー印刷まで一貫生産している唯一の会社です。