いっぷく処おはぎ屋 「おはぎ屋」

ohagiya_02駅 名:いっぷく処おはぎ屋
企業名:おはぎ屋
駅長さん:
住所:白山市白山町レ122-1
TEL:272-5510
ホームページ http://ohagiya.com/

定休日:毎週水曜日
おはぎソフトや十割そば、地酒・どぶろく・地元工芸品を取り扱っています


開店の背景

昭和30年代に山沿いにバイパスができると同時に、白山比咩神社に大型駐車場ができました。それまで加賀一の宮駅から電車で参拝に来ていたのが、車を利用して直接拝殿の横から来られるようになって、表参道から人通りがなくなりました。

これにともなって表参道の鳥居前にあった料理旅館は無くなり、おはぎやの前身のお土産屋も長い間空き家のまま放置されていました。その後お土産屋の持ち主が空き家を神社に寄進したのをきっかけに、地元の業者で共同組合をつくり、内装を模様替えして平成18年夏に開店しました。

開店の効果

おはぎ屋開店が全国ニュースに出たとき、福井など遠方からもお客様が来ましたし、ここが開店してから徐々に表参道を参拝に使う人が増えてきました。初詣にも表参道を利用する人が開店前より大幅に増え、それにともなって電車の利用者数も増加しました。

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おはぎ屋の機能

・おみやげものの販売

生菓子や駄菓子、おはぎ、ソフトクリームから、珍味、漬け物、麹漬け、だし醤油ややお酒、縁起物や紬、襲織など多数とりそろえております。

・そばうどんなど軽食の提供

10割そばが人気です。

・新鮮野菜の販売

毎朝届けられる新鮮な野菜を店頭で販売しています。

・新商品の開発

特製のそばつゆや、おはぎソフトなど、話題の商品がつぎつぎに生まれています。

・まちの駅キーステーション

地元観光案内やまちの駅全体のイベント企画業務を行っています。

ソフトとハードの相乗効果

ただ店をきれいに再生し、商品を並べただけではありません。開店と同時に話題作りの仕掛けを作りました。

おはぎ屋に隣接している空き地を緑化して小公園にしたり、「NPO法人ようござった」が主催するガイドツアーの集合場所にして利便性を高めたり、新聞やテレビに取り上げてもらっておはぎ屋の活動を告知してもらいました。

NPO法人ようござった

ボランティアガイド40名で鶴来の町なかをご案内しています。利用者は少人数のグループが多く、鶴来の伝統工芸と醸造の町の二つが人気コースです。おはぎ屋がツアーの終着点になっており、鶴来駅から一の宮まで街なかを通ってくることで、旧町のさまざまな見所が回れます。

特に鶴来の名産が日本酒なので、電車で鶴来に来れば、ここでお酒を楽しんでいただけます。地元の酒造会社2社の銘酒はもちろん、鶴来地区で取得したどぶろく特区のもと、おはぎ屋店内でもどぶろくを作って販売しています。

今後の商品

先日、前身の土産物屋でむかし売られていた豆板菓子のしおりをもらいました。地元のお年寄りが子供の頃こういうものを食べたと懐かしがっていましたので、ぜひこれを再現したいを考えています。

皆様も白山比め神社へお出での際には、古式どおりに表参道の鳥居から、階段を上ってご参拝ください。また古くからのまち鶴来の風情と味とをお楽しみください。